2020年03月19日

気まま旅『 その弐〇 高知県 その一 』M38泉谷忠成

『 その弐〇 高知県 その一
 』



足摺宇和海国立公園 足摺は高知県土佐清水市・宇和海は愛媛県宇和島市、両県にまたがる一大国立公園。
どこに行っても驚くばかりの景観です。なかでも竜串海岸は圧巻、見ていてとても飽きることはありません。どうしてこのような奇岩になったのか驚くばかりです。
四国に行く機会があれば、是非一度は訪れたい一番のおすすめコースです。迫力ある竜串海岸をゆっくりと、更にグラスボートでサンゴ礁を堪能、足摺海底館・足摺海洋館(水族館)・天然温泉などなどゆっくりと時間を取っての観光がお勧めです。愛媛県側の宇和海では島めぐりコースがお勧めです。

高知県と愛媛県の県境には「四国カルスト台地」があり「福岡県平尾台」「山口県秋吉台」と並び、日本の三大カルストと呼ばれています。
愛媛県側・高知県側、コースはいずれからでも可能ですが事前によく検討しておくことが必要かも! 標高は1400Mの高所にあり、壮大なドライブを楽しむことが出来ます。
その他、桂浜・室戸岬・高知市内には、はりまや橋と観光には事欠かないところですね。



四国カルスト
四国カルスト.jpg

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2020年03月17日

M35宮坂正春氏 執筆の青春小説『虹のかなたへ』連載第2章始まる!その二 悲しみと苦しみ(60)M35宮坂正春

その二 悲しみと苦しみ(60)
 
 やがて、松の木の根元へ腰を下ろした。突き抜けるような蒼天だった。 小一時間だったろうか、他愛ない会話で笑い合っていたが、そのうち、奈々子は二郎の方へ向き直り、真顔になって彼の目をジッと見つめた。そして、静かに口を開いた。
「ねえ、二郎さん。アタシのこと、どう思ってくれてるの? ねえ、教えて・・・。アタシは二郎さん、大好きなのよ。二郎さんさえ良かったら、明日にでも、お嫁さんなるワ・・・。そやから、チャンと答えてよ」
これは告白であった。胸の前に両手を合わせ、懇願する目がうるんでいる。
 胸を突き刺されたような衝撃を受けた。突然、こんな告白を受けて、どう答えれば良いのだろう。だけど、答えない訳にはいかない。ここで、嘘を言ってはいけない。今こそ、本当の気持ちを伝えなければならないのだ。
 決心し、スッと立ち上がった。そして言った。
「長岡さん、ボクは好きや、大好きや! とても大事にしたい人やと思うてる。けど、『好き』と言うのは『LIK(ライク)E』であって『LOVE(ラブ)』とは違うんや。剣道を修行しているみんなと、一緒なんや。ボクらは学生やから、『結婚』なんかの話はまだ早いと思うし、それを言い出したら、お互いの気持ちに傷が付くのと違うやろか・・・。ボクは長岡さんと、これからもずーっと仲の良い友達でありたい、と思うてるんや」
「えっ! なんで? そんな・・・」
この言葉はショックだった。これほど慕っているのに、『友達でありたい』という言葉が、彼女を決定的に打ちのめしたのだ。先程まで晴れやかだった顔が、一瞬に悲しげに曇った。首をうなだれ、しょんぼりと肩を落とした。白いうなじがいじらしい。
『アタシが、こんなにも二郎さんを好きになっているのに、なんで、そんな悲しいことを言うのよ。どうしてもっと、やさしい言葉を掛けてくれないのよ・・・』悲しかった。声をあげて泣きたい気持ちで、胸が一杯になった。
「なあ。これからも、仲の良い友達でいような」
奈々子の両肩に手をかけて、軽くゆすった。それが彼女にとって、告白を拒絶する大きな追い打ちとなり、気持ちがカーッと興奮状態になった。
 急に奈々子は二郎の右手を両手で掴んだ。そして目を閉じ、力を込めて手の平を、自分の右の胸に押し当てた。
「なっ、なにをするんや! 」
突然の行動に驚き、叫んだ。手を引こうとしたが、奈々子が離さず乳房に押し続けた。柔らかな弾力のあるかたまりが、ブラウスの薄い生地を通して手の内に感じられた。奈々子は
「二郎さん・・・」
目を閉じ、押し殺すような声でつぶやいた。
「長岡さん、止めろよ! 」
無理矢理に手を離し、痛くなった手首を見た。すると今度は奈々子が抱きついた。松の木を背にしていたので逃げ場がなかった。彼女はありったけの力を振り絞り、首にしがみついた。そして、何もかもを振り切るように目を閉じ、彼の唇に自分の唇を押し付けた。

  

つづく


S35化学機械の北秀明氏から頂いた写真です
泉工.png

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気まま旅『 その壱九 愛媛県 その二 』M38泉谷忠成

『 その壱九 愛媛県 その二
 』



愛媛県で外せないのは、先ず道後温泉・愛媛みかん、といった所でしょうか!
道後温泉は有馬・白浜と並ぶ日本三古湯のひとつ、古き良き時代の風情を残しています。
開湯は古く、聖徳太子も訪れたという由緒ある古湯、夏目漱石『坊っちゃん』で描かれた道後温泉本館のたたずまいはそのままで現存、入浴を楽しまれたら、ゆっくりと管内見学もお忘れなく。一度は訪れたいものです。

愛媛には友人が多く、先ず語られるのは愛媛みかん!友人はみかんの季節に、とよく言われます。
山は一面のみかん畑、素晴らしい景観が楽しめるそうです。
個人的には何度か訪問しているにもかかわらず、みかんの最盛期には訪問していません。
シーズンには、と思っているのですが、今となっては難しそうです。 
みかんそのものでは和歌山が生産量日本一になっているようですが、柑橘類全体としては愛媛県が日本最大量の生産を誇っているようです!



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posted by はくすい at 12:10| Comment(0) | 旅だより