2019年04月11日

M35宮坂正春氏 執筆の青春小説『虹のかなたへ』連載第2章始まる!その二 悲しみと苦しみ(10)

その二 悲しみと苦しみ(10)
 

新人大会の当日。集合して大会会場へ向かった。
「うーん、寒い。寒いけど、今日は調子がええぞ。勝てそうな気がするで」
苅川はなぜか機嫌が良かった。汽車の中でも恵を相手に冗談を飛ばし、笑い転げて一人でウケけていた。
「オイ、苅川。そんなにはしゃいでええのんか? オレらには迷惑やぞ」
上級生の浦山がたしなめた。一瞬、彼は静かになったが、三分も経たない内に、またもや始まった。
『しょうのない奴っちや。一回戦を勝てるのやろか』苅川を見ていて、少し不安になった。
 体育館では以前と同様に、真実子の姿が目を引いた。行く先々で衆目の的となった。だが、気にはしていられない。これからの試合が大事なのだ。
 一回戦目。相手は西陽(にしひ)高校である。先鋒の苅川は幸運であった。 それは相手の場外と、竹刀落しの二回の反則で一本先取となった。気を良くした彼は時間を逃げ切り、勝者となった。真実子と二郎は共に引分けに終わった。副将の浦山も幸運だった。相手は浦山の胴を狙った。その時不覚にも、自分の袴を踏んだ。『ドシン』と床に転んだ。その瞬間、浦山がメンを打った。三人の審判がサッと旗を上げ、一本先取となった。そして苅川と同様に逃げ切り、勝者となった。大将も引分けで、結果は二勝三引分けとなった。これで、見事(?)な勝利である。
 試合終了後、選手たちは手を取り合い、踊り挙がって喜んだ。待ちに待った公式戦第一勝である。
「やった! ヤッタゼ、勝ったんや! 」
「良かった、初めて勝ったぞ。オレらの勝ちや、嬉しいワイッ! 」
「そや、見事なもんや。一本も取られへんかったで、完勝や、完勝! 」
みんなはワイワイと騒いだ。
『試合は勝たんと意味があれへん。勝つのが一番や』久し振りの勝利に心は晴れやかだった。そんな中で
「喜び過ぎたらアカンわよ! まぐれやないの、これは。相手のミスでまぐれで勝っただけやんか! 次があるのよ、次が、分かってるの! 」
チームの浮いた気持ちを抑えようと、必死になって叫ぶ真実子の声など、誰の耳にも入らない。二郎までもが喜びの渦中にいたのだ。

  

つづく


こんな所に♡
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posted by はくすい at 12:01| Comment(0) | 虹のかなた

今年も踊ります!

先週の日曜日はは汗ばむ陽気晴れだったのに、一転して冬に逆戻り雪思わずパッチを履いた管理人ですわーい(嬉しい顔)

後、2週間ほどでゴールデンウイークに突入ですexclamation
今年は10連休と大型ですが、旅行の予定等は決まっていますか?
管理人は27日〜5/1まで徳島(森林浴)5/3(金)は毎年恒例の中之島祭りで老体ムチ打って踊りますふらふら

中之島公会堂横特設ステージで出演時間は11:10〜11:40です。
プログラム1と3と5とフィナーレで踊ります。


お時間のあるかたは、是非観に来て下さい。フリーマーケットや露店も開催されますヨ!




掘り出し物が見つかるかもexclamation×2
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posted by はくすい at 11:20| Comment(0) | 私ごとですが・・・

2019年04月09日

気まま旅『 その壱七 石川県 二 』M38泉谷忠成

『 石川県 二 』 


輪島は朝市が有名ですね!
輪島にも中堅のショッピングセンターがあり、そこの社長さんは、朝市にお店を出しておられ、いろんな形で頑張っておられました。
又、意外に知られていない事ですが、実は北前船の出入港で活躍。江戸時代から明治にかけて北陸(輪島)から下関を経由して船主が買い付けした物を、商いの中心地大坂(大阪)へ、その後は北陸から更に北海道に。しかし明治維新以降、全国に鉄道網の発展により北前船は姿を消して行きました。

北陸と言えば石川県金沢の兼六園ですね!兼六園散策した後は、近江町市場でしょう。
ズワイガニ 地元の食材として、足の一〜二本かけを半額以下で買うのは常識ですね、安くたっぷり食べられますよ!
地元では意外にもメスの香箱ガニが人気ですね!お値段がまるで違う、生活の中では当然の事でしょう。
その他にも北陸は食材の宝庫といった所でしょうか!



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posted by はくすい at 15:03| Comment(0) | 旅だより