今回は日本最初の灯台、「高燈籠」について触れてみたいと思います。
鎌倉時代末期の創建(今は国道26号線の所に移転)私の子供の頃には高燈籠脇に昔の難破船が放置されていました。
写真がないのが残念です。
当時の「住吉(すみのえ)の津」日本最古・最大の国際港 大阪は都として歴史上最も古く、日本最大の文化・商業都市でもありました。
大阪から瀬戸内海を回り、北陸能登半島、北海道釧路迄の北前船が有名ですね。
又、「古代シルクロード」の日本の玄関 遠くはローマから中国(西安)〜住吉(すみのえ)の津を結ぶ海の交易路 ここ住吉の津には『剣先船』の石碑が高速道の下(元高燈籠脇)に現存しています。
遣隋使・遣唐使―中国交易の出発地でもありました。
住吉の津から出発し難波高津宮へ向かい難波の津から瀬戸内海を九州へ、そして中国大陸へと向かっていったようです。
又、イタリアローマ〜中国を経てこの住之江の地に上陸、水先案内船『剣先船』の案内で細江川(住吉大社脇)を上り現在の柏原市あたりの岩場を通り抜け、そこから旧大和川につながり、船を乗り換え大和桜井の地に上陸、奈良法隆寺などへ向かったそうです。
今の大和川は海に直接つながっています。この事はある大学の名誉教授からもお聞きしています。