2019年10月15日

『私の失敗談・私の心掛けたマーチャンダイジング』 M38泉谷忠成

「私の失敗談」

ある時、住関連出身の方が商品本部長に就任、すぐさま婦人服の価格の高いのに仰天、¥1000以下で売れるワンピースを作れと言うのです。私は即座に反対しましたが、会社命令だと言うので仕方なくギンガム素材で¥1000売りのワンピースを作りました。その本部長はやれば出来る、なぜ今までやらなかったのかと。

結果は見事に売れず、その本部長は就任半年で転勤、その時言った言葉が、衣料(肌着・靴下など)の事はよくわかったが、婦人服の事だけは最後まで理解できなかった、と。同じものなら当然安い方がいいですね!

ファッションは創造の世界、価格ありきだけではないですね。絶対的低価格でなく、相対的価格(値頃感)の追求であるべきですね!どの様な商品であっても(衣料品以外でも)オシャレなもの、今流なものがいいですね! 
夢を失いたくないですね!

「私の心掛けたマーチャンダイジング」

昨年ヒットした商品は、今年は何か一つ新しくしていく事を心がけました。価格追及だけではなく素材・デザイン・カラーの何かを新しく変えていく、一つ変えるのは当たり前、二つ変えるのはより新鮮、三つ変えるのは素晴らしいものが出来上がるが、モードになってしまう。
注目はして頂けるが、なかなか買ってもらえない。(舞台衣装なら思いっきり挑戦ですが)マスファッションを考えるならば、常に何か新しくを基本に大きく変えすぎないように心がけました。その事を売れ筋をつかむ基本にしていました。
今ではカラーなど、よりデーター化されていますが、微妙な色の変化で売れ筋が決まっていく流れはデーターでは読み取れない、限界があると思います。現場で街中での感性を磨くことを決しておろそかにしてはならないと思います。
先日TVで当時大きく流行したサーファーブランドの「PIKO」が衰退、世代が大きく変わった今、原宿「ラ・フォーレ」で人気復活「PIKO」ブランド名は小さく、デザインは大きく変化、復活しているそうです。
常に進化成長ですね!



つい先日の京都、染織展です了解を得て映してきました
染織展.jpg

posted by はくすい at 15:54| Comment(0) | 後輩たちへ
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