2018年02月22日

M35宮坂正春氏 執筆の青春小説『虹のかなたへ』連載開始!その一 異郷の空へQ

その一 異郷の空へQ
 

 「アンタ、大阪から来たて言うてたなァ・・・。大阪、言うても広いんやろうけど、キタかミナミか、どっちかいな」
休憩時間になると、図体のデカい男がやって来て、変な質問をした。どうやらこの男のモノの言い方では、大阪という街を全く知らない様子である。一度も行った事がないのであろうか。
「キタとかミナミと言うのは、繁華街であってね、普通の人たちはそこへは住んでへんのですよ。ボクの住んでた所は、まァ言うたら、ニシかなぁ」
ほんの少し、シャレッ気のつもりで答えた。
「ニシやて? ウソやっ! 大阪に、そんなとこあるもんか! ワイを、からこうたら、承知せえへんぞっ! 」
図体のデカい男は、答えが気に入らないのか、すぐに怒り出して握りコブシを振り上げた。すると顔が真っ赤に充血した。
『なんとまァ気の短い奴なんだろう。ちょっとばかり脳の細胞の構造がおかしいのではないか』と思った。その上、怒った顔が大阪の新世界界隈にあるフグ料理店の看板(ハリボテの大ブグ)にそっくりとなった。
 
  

つづく


    何城でしょうか?
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    正解は高知城です!
posted by はくすい at 14:38| Comment(0) | 虹のかなた
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