2020年03月03日

気まま旅『 その壱八 香川県 その二 』M38泉谷忠成

『 その壱八 香川県 その二 』



讃岐うどん、県内600店超でコンビニより多い、との事です。代表的なお店を数軒(10軒ぐらい)行った覚えがあるのですが、それぞれお店の特徴があり、うどんの味が違ったのを覚えています。
全国、うどんで印象に残っているところと言えば、
☆岡山では手延べうどん
☆秋田県、稲庭うどん 私たち子供の頃は卵につけて食べた、今は出し醤油に変わってしまった、とは地元の方のお話。
☆福岡、素うどんの注文(超安い)で、硬さもネタも自由。手頃で意外においしい。
☆名古屋はきしめんが有名、味噌煮込みうどんも。
☆大阪ではきつねうどん
☆奈良県では三輪そうめん

韓国春川(シュンセン)、春川で美味しいうどんのお店が出来たとの事で(約40年前)、伺ったことがあります。日本で人気のうどんをまねて、韓国で初めて作ってみました、とのお話し。ところが最近、TVで韓国のうどん店を紹介、そこでは韓国がうどんの元祖で日本はそれをまねた、との事。どこが元祖か真意はわかりません。
少し調べてみました。発祥には諸説があり定かではないそうです。

@ 奈良時代に遣唐使によって中国からの渡来説
A 平安時代に空海が唐から四国に伝えて讃岐うどんが誕生したとする伝説など。

それぞれが自己主張、といった所でしょうか!




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posted by はくすい at 14:43| Comment(0) | 旅だより

東京 創人会開催 C42田伏 勉 氏

コロナウイルスの影響でイベントがどんどん中止・延期となっております。
管理人の参加するイベントも3つ中止、1つ秋に延期となりましたもうやだ〜(悲しい顔)

我が泉尾工業が誇る、窯業科42年卒業の田伏勉先輩が東京青山で開催される創人会で展示されます。
開催中のイベントでクレパス画講座もされますヨ❣


3/5(木)〜18(水)開催です
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posted by はくすい at 14:28| Comment(0) | お知らせ

M35宮坂正春氏 執筆の青春小説『虹のかなたへ』連載第2章始まる!その二 悲しみと苦しみ(58)M35宮坂正春

その二 悲しみと苦しみ(58)
 
この場合、自分の部屋を見せるのは仕方がないと思った。奈々子はこの家の中に居るのだから。
「入っても、良い? 」
「うん、かめへんよ。どうぞ・・・」
襖を開け、奈々子を招き入れた。
 彼女の顔は輝いていた。『これが二郎の部屋なのか』と興味津々なのだ。そして、そこへ入る幸福感で、胸がキューッと締め付けられた。
 その部屋は、実に殺風景であった。単なる和室の四畳半である。窓際に座敷机がポツンとあり、横には本箱がある。それだけである。飾り物など何一つない。反対側は押入れである。
「ヘエーッ! シンプルなんやねえ・・・」
奈々子は驚きとも、感嘆とも取れる言葉を口にした。
「二郎さんは、いつもここで勉強してるんやねえ・・・」
机の前に座り、その上をさも愛おしいように手で撫でた。
「そうやねん。静かでええで」
大阪での大会優勝などの賞状は有るのだが、飾ってはいない。
「ねえ、二郎さん。写真、あるでしょ。アタシに見せて」
彼女の言葉にハッとした。写真帖はあるが、見せても良いのだろうか。
「うん、分かった。今、出すよ」
押入れの襖を開けて、写真帖を取り出した。それには彼の誕生の時から、現在までの成長記録があるのだ。
 幸いにも、先日の大阪での写真はなかった。写真屋へ焼増しを頼んでいるので手元にはない。真実子と一緒の写真など、絶対に見せる訳にはいかないのだ。
「ハイ、コレ。二冊あるから、どうぞ見てちょうだい」
「ええ。ありがとう・・・」
奈々子は胸をときめかせた。この二冊のアルバムの中には、二郎の全てがある。そう思うと心が躍った。ゆっくりとページをめくった。目の前には、あどけない幼児の二郎が居た。それらを見て、彼女は喜び、キヤッキヤッと笑った。小学校時代から中学校時代に移ると、目の色が変った。
「ねえ二郎さん。これはどこ? 何の試合なの? 」
剣道姿の写真を見つけると、彼の傍へにじり寄ってきた。
「ああ、それはね・・・」
説明するに従い、奈々子がジワジワと近付き始め、とうとう並んで寄り添うようになってしまった。腕と腕、膝と膝が接しているのだ。
 その時、顔を見て初めて気付いた。彼女はうっすらと、お化粧をしていたのだ。『なるほど、それで』きれいに見えたのだ。
 この家で二人で居るのは大いに問題がある。何事もある筈はないが、積極的な彼女だから、仲々油断が出来ないのだ。
『どうしたらええのやろ』どうすれば、この局面を突破出来るのだろうか。
 奈々子は有頂天であった。大好きな二郎と会い、たった二人で、彼の宝物のアルバムを見ているのだ。草山真実子と言えども、ここまでは付き合えていない筈だ。一歩も二歩もリードしていると思った。余計に気分が浮き浮きと弾み、優越感に浸った。
『草山さん。アンタなんかに、負けてたまるもんか。アタシの勝ちよ。二郎さんは、アタシの恋人なんやからね! 』はっきりと心の中で宣言をした。 だが、二郎には救いがあった。それは、真実子が隣の家に住んでいるという事実に、奈々子が気付いていないことであった。
『そうや、この家から連れ出せばええのや。それしかない』やっと結論を得た。だが、どうして外へ連れ出せば良いのだろう。その方法は? そして、何処へ行けば・・・。
「なあ、長岡さん。もうお昼やし・・・。お腹、空いたやろ? お昼ご飯、どうする? 」
奈々子はアルバムから目を離し、顔を斜めにしてジッと見た。そのあどけない顔が、なぜこんなに可愛いのだろう。
「えっ! お昼ご飯? もう、そんな時間なん・・・。アタシ作るわよ。二郎さんの好きなモン、何でも出来るわよ」
奈々子は胸を張った。この家で料理をするのは完全なる勝利であり、自分の誇りだと信じていたのである。
「けど、ウチにはなんにもあれへんで。お米もないし、ボク一人やからお茶っ葉しかないんやで。そやから、なにか食べに行こうや、な」
「ア、そう。アタシ、二郎さんに何か作ってあげたいのに・・・。市場は近くにないのかしら? 」
「うん。農協の店があるんやけど、今日は休みやねん」
「ふうん、そう・・・。残念やけど、仕方ないわね。やっぱり、お弁当、持ってくれば良かったのねえ・・・」
農協の店が休みだという嘘に、彼女は半ば納得したようだった。
 そうだ、駅とは反対の方向、隣町に釣客相手の食堂が一軒あった。そこへ行けば良いのだ。そうしょう。

  

つづく


別れ、旅立ちの季節です
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posted by はくすい at 14:08| Comment(0) | 虹のかなた