2019年04月02日

気まま旅『 その壱六 富山県 二の二 』M38泉谷忠成

『富山県 二の二』


市内はビルが立ち並び都会風ですが、市内を一歩離れると一気に景色が変貌、自然一色。周囲はどこへ行っても観光地、立山に見守られての素晴らしい所です。
黒部ダム・トロッコ列車・立山・庄川・井波の彫刻・富山のチューリップ(花の好きな私には最高)、などなど有名観光名所揃い。観光名所でなくとも都会育ちの私にはどこへ行っても観光地といった所でした。
黒部では日本で一番高所にある、と言われる温泉に入ってきました。しかしガラス張りで露天温泉でなかったのが少し寂しかった、と言うのが正直な印象、雪・風・寒さではやむを得ないのでしょう。

話変わって、富山は感覚的に東京感覚、同じ北陸の中にあって石川県は大阪感覚。加えていえば、名古屋は東京感覚、岐阜は大阪感覚 この辺りで感性の境界線があるようです。不思議ですね?




富山のチューリップ
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立山
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M35宮坂正春氏 執筆の青春小説『虹のかなたへ』連載第2章始まる!その二 悲しみと苦しみ(7)

その二 悲しみと苦しみ(7)
 

三学期の始業式の前日。登校して海山道場へ行った。扉を開けると、道場は寒々とした姿を現わした。そこで彼は目を瞠(みは)った。それは、ロープに吊るされた稽古着であった。鴨居にロープを張り、多数の稽古着を干してあるのだ。それに面下用の手拭いも沢山干してある。自分の稽古着は家で洗ったのだが、他の部員たちは多分、放置していたのであろう。それを誰かが洗濯をして、こうして干しておいてくれたのである。
『これはありがたい』そう思った。けれど、この冷たいさ中に、一体誰が、こんな辛い仕事を引き受けたのだろうか。
 そして何気なく天井を見上げて、アッと驚いた。ズラリと電球が並んでいるのだった。道場を整備した時には、三ツだけ電球を取り付けたのだった。が、今見ると、全てに電球が付き、傘まで付いているのだ。
『電球を付けてくれたのは、誰やろうか・・・』この道場を、知っている人物を考えた。
『用務員のおいやんや』そうに違いない。お礼を言わなければ。
「おいやん。居たはりますか? 」
「オウ、山ノ上君か。よう来たのう」
ヤカンのお茶を注いでいる処だった。
「道場に電球を付けてくれはったんは、おいやんですか? 」
「おお、そうや。去年の暮れにナ、校長が儂に、道場に電球を付けてやれと言うたんじや。ついでやからまぁ、傘まで付けといたんじゃ。これで夜は明るうなるやろ・・・」
注いだお茶を、二郎に勧めながら言った。
「おおきに、ありがとうございました。これで夜になっても安心です。あのロープも、おいやんがやってくれはったんでしょう? 」
「おお、そうや。昨日(きのう)やったかいの、ちっちゃい女の子がの、ロープを張ってくれと言うたんじゃ。それでの、張ってやったんじゃ。そしたら、洗濯物を干したんじゃよ。冷たいのに、熱心な娘(こ)じゃな。儂は感心したぞ」
『小さな女の子』と聞いて、片山美紀だと分かった。そうか、あのマネージャーがこの寒い中を、手の切れるような冷たい水を使って、沢山の稽古着や手拭いを洗ってくれたのだ。赤切れになっているのではないか、風邪を引いてないのだろうか。その苦労が肌身に感じられた。
『これは、精一杯頑張れよ、と言うことや』独り言のようにつぶやいた。
「おまはんが喜んでくれたら、儂も嬉しいワイ。早う強うなって、学校の名前を挙げてくれえのい。頼んどくでな・・・」
「ハイッ。やります、頑張りますっ! 」
校長先生までが気を遣ってくれたとは、思いも寄らぬ喜びだった。
 そうだ、もうすぐ新人大会がある。そこで何かの結果を出そう。いや、出さねばならない。それが片山美紀に対する礼儀と言うものだ。そう思った。

 
  

つづく
posted by はくすい at 12:03| Comment(0) | 虹のかなた

関西独立展 C42田伏 勉 氏

お彼岸から寒の戻りで寒い日が続きますが、皆さん体調は大丈夫でしょうか?
学校の桜花見(さくら)も咲き始めましたが、花冷えしますので夜桜に行かれる方は暖かい服装でお楽しみ下さいわーい(嬉しい顔)

先週3/26(火)〜31(日)大阪市立美術館で開催されました『関西独立展』に我が窯業科の大先輩、C42田伏 勉氏 が出展されました。
とてもクレパスを使い描かれたとは思えない、迫力のある絵でした
exclamation×2
クレパス画を習いたくなりました黒ハートわーい(嬉しい顔)


田伏氏の作品『2019』
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posted by はくすい at 11:55| Comment(0) | ご報告