2019年04月23日

気まま旅『 その壱九 岐阜県 』M38泉谷忠成

『 岐阜県その一 』 


岐阜県と言えば、婦人服のアパレルメーカーが多数あります。
アパレルメーカーとしては、東京・名古屋・岐阜に集中しています。特に生産メーカーとして岐阜県は恐らく日本で一番多かったのではないかと思います。
最近では中国・韓国・香港・台湾・タイ・ベトナム等々への生産地移行、多岐にわたりメーカーとしての地図は大きく変化しているようですね。
婦人服のバイヤーをしていた時は、東京・名古屋・岐阜は週に一度はどこかに行っていたように思います。
ふと昔の事を思い出しました。岐阜の長良川近くの婦人服メーカーの社長さんと、その会社で徹夜、カップドレス(カップ付きのリゾートドレス、素材はピケ)のデザイン、あーでもない、こーでもないと汗を流したのを思い出しました。もちろん大ヒット、若かったのですね!
新しいものを生み出すって楽しいですね!情熱そのものだったのですね!

話変わって、当時岐阜のミセス向けアパレルメーカーの担当者がヤング専門店向けの商品開発を進める、と話されていたことを思い出しました。
その会社は今やネットでも有名な大手の会社に成長され、苦労はされたと思いますが、その会社の常務取締役をされて頑張っておられる、と風の便りにお伺いしました。



長良川鵜飼
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M35宮坂正春氏 執筆の青春小説『虹のかなたへ』連載第2章始まる!その二 悲しみと苦しみ(13)

その二 悲しみと苦しみ(13)
 

 汽車は走り出すと、ものの五分も経たずに次の駅に停車した。屋根も駅舎もない、狭いホームに降り立った。そこには苅川が迎えに来ていた。
「やあみんな、来たな。待ってたで。ほんなら行こか」
細い砂利の地道が続いている。側の踏切には、遮断機も付いていない。
 民家などない、田ンボの中の道を歩いた。遠くの山から吹いてくる風の冷たさが身に染みる。その寒さにたまりかねたのか
「苅川さん。お家(うち)はどこにあるの? 」
恵がホッペを赤くしながら言った。
「あそこや。ホラッ、あそこ! 」
指差す方向を一斉に見た。干上がった田ンボの向こうに、茅葺き屋根の家が見えた。他には一軒の家も見当らない。
「ここを、左へ曲がるんやで」
前の用水路沿いに歩いた。そしてやっと、家に辿り着いた。随分と古い農家である。屋根の茅葺きも、半分落ちそうな気がした。
「ウワーッ、古い家やなあ・・・。何年ぐらい前のんやろうか」
みんなは感嘆の声を挙げた。今にも倒れそうに見える。
「百年以上経ってるらしいわ。死んだじいさんが言うとったからな。マアええやないか、中に入ってえな」
中に入ると、外観とは違って建物や柱など、以外にしっかりとしていた。
「お母(か)ん。みんな来たで! 用意出来てるか」
乱暴に靴を脱ぐと、苅川は家の中へ入って行った。残された連中はオズオズと三和土(たたき)に入り、上がり框の処で待っていた。若い娘が出てきて
「どうぞ、あがってください」
と案内してくれた。この娘は苅川の妹だろうか。
 部屋は広く、中央に囲炉裏(いろり)があった。自在鈎には大きな鍋が掛っており、料理が煮えているのが見えた。

  

つづく


学校の掲示板の下に・・・黄ハート
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posted by はくすい at 15:08| Comment(0) | 虹のかなた

特別企画 C42田伏 勉 氏 クレパス画展

ブログで何度かupさせて頂いております。昭和42年窯業科卒 田伏勉氏の特別企画展のお知らせです。

5/21(火)〜6/9(日)
サクラアートミュージアム
大阪市中央区森ノ宮中央1-6-20
06-6910-8826
[開館時間]10:00〜17:00
[入館料]無料 
[休館日]毎週付月曜日


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posted by はくすい at 14:57| Comment(0) | お知らせ