2019年04月25日

気まま旅『 その壱九 岐阜県二 』M38泉谷忠成

『 岐阜県その二 』 



岐阜県と長野県の県境 木曽御嶽山 9月始め岐阜県側から車で、しかし行けども行けどもカーブカーブの一本道、前から車が来ればどうしよう、と思いながら窓の外では一足早い紅葉と白樺林を満喫しながら(素晴らしい!)、車で行ける最上部の登山口まで行くと、休憩施設がありました。
そこで家内とそれぞれ分かれて温泉に、男湯は室内温泉で女性の方では露天風呂、まあ仕方ないか!更に車はドライブ目的であった為、頂上への挑戦はあきらめ長野県側に下って帰ることにしました。
しばらくして大変なニュースが飛び込みました。御嶽山の噴火情報です。2014.9.27噴火 登山者58名が被害に、あまりにも直近な出来事で驚くと共に複雑な気持ちにさせられました。



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M35宮坂正春氏 執筆の青春小説『虹のかなたへ』連載第2章始まる!その二 悲しみと苦しみ(14)

その二 悲しみと苦しみ(14)
 



紹介しとくわ・・・。ウチのお母(か)んと、妹の京子や」
二人はペコッと頭を下げた。こちらも
「お世話になりまーす! 」
お辞儀をして挨拶をした。
「さあさあ。みなはん、よう来てくれはったなぁ・・・。なーんもええ物(もん)はあれへんけど、ゆっくりしていってや」
愛想良く席を勧めてくれた。
 囲炉裏の鍋は寄せ鍋である。机の上にも料理が用意されていた。先ず、苅川純夫の十六才の誕生日を祝って、ジュースで乾杯をした。そしてワイワイと喋りながら食べ始めた。
「この寄せ鍋は、旨いなあ・・・。最高の味やで」
「ほんまやなあ。なんぼでもお腹に入るで」
「アタシ、こんな料理、初めてやわ。おいしいわねえ」
「そうねえ。こんな味は、どないしたら出せるんやろ、教えて欲しいわ」
「アタシねえ、お料理が下手なんよ。キライやないんやけど、不器用やから、うまく出来へんのよ。上手になって、将来のダンナさんに美味しいものを食べさせてあげたいんやけど、ねえ・・・」
恵がしみじみと言った。美紀はその言葉に頷きながら
「アタシもそうなんよ。料理の上手な人ってホント、羨ましいわ」
その声を聞きつけた井仲が、汁をすすりながら言った。
「オイオイ、聞き捨てならんなぁ・・・。ウチの女子はみんな、料理が下手なんか? そんなんやったら、オレの嫁さんに貰ってやられへんがな」
「フーンだ! 貰って欲しくないもーん。アタシはねえ、池上家の大事な大事な、箱入り娘なんよーだっ。井仲さんなんかより、もっとお金持ちで、気ィの優しい人の処へお嫁に行くのよ! 」
「しもたっ、やられてしもたわっ! 」
ワッと爆笑の渦が湧いた。
 暫くの後、気付いた。土産を持って来たのに、誰も出していなかった。
「あっ、そうやわ、忘れてたわ。苅川さん、これ、お土産よ。どうぞ」
最初に差し出したのは真美子だった。
「ホンマや、オレも持って来てるんや。ホラ、これや」
一斉に苅川の目の前に差し出した。羊羹、カステラ、果物、クッキー等々、甘い物ばかりであった。
「これ、気持ちだけのお祝いよ。アタシの手作りよ」
美紀が手渡したのは、押花で作った栞であった。
「うわーっ、嬉しいなあ。こんなん貰うのん、オレ、初めてや。片山さん、大事にするで! おおきにっ! 」
苅川は大袈裟に喜んだ。本当に嬉しかったのであろう。女の子の手作りの物を手にするなんて、初めてであったのかも知れない。
 食事後、妹の京子を加えてトランプ遊びをしたり、剣道談義などに花が咲いた。そして楽しい時間は、アッという間に過ぎたのである。
「今月の末には昇段試験があるぞ。明日から稽古をみっちりとせなアカンのやで。みんな、分かってるな! 」
年長者らしく浦山が座を締めた。
「そうや、あしたからまた頑張ろうな! 」
全員が顔を見合わせ、お互いに確認しあった。

  

つづく


学校のサツキも、のうすぐ満開に
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posted by はくすい at 17:19| Comment(0) | 虹のかなた

硬式野球部試合予定

暖かい日差しの中、グランドではバチの音と共に部活の掛け声が響きます。
我が母校の硬式野球部も新入部員が14名入部し、総勢35名となりました。

今週27(土)は羽曳野の懐風館高等学校と対戦、勝利すると29(月)堺のグリーン広場で4回戦です。

応援宜しくお願いします。



元気に校庭をかける野球部
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校舎の裏でも・・・
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posted by はくすい at 17:01| Comment(0) | 泉尾工業クラブ活動報告