2019年03月12日

気まま旅『 その壱参 山梨県 』M38泉谷忠成


山梨県と長野県の県境にある小淵沢(会社がビッグなリゾートホテルを作る、売り物は海の波を模した温泉プール、今は星野リゾートに)お取引先に会員権販売の為の紹介に随行しての贅沢温泉旅行気分を味わいしました。
山梨県では仕事の関係で裏富士の富士吉田によく行きました。先方の社長さん(東大出)、気さくな方で、うどんを食べながらお店の今後からファッション談義迄、よく話し合いました。お店も全面改装し素晴らしいお店が実現できたと自負しています。

富士山と言えば、写真でよく出てくるのは表富士、三保の松原から見る富士山、芦ノ湖から見る富士山は素晴らしいと思います。しかし地元の方は、美しい富士山の姿は裏富士から見る富士山が最高と口を揃えてお話しされています。
それぞれ地元自慢、当然と思いますが、私は富士河口湖から見る富士山が私のお気に入りです。
富士吉田からバスで富士河口湖湖岸を通って石和温泉に更に甲府市へ仕事でのコースになっていました。



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M35宮坂正春氏 執筆の青春小説『虹のかなたへ』連載第2章始まる!その二 悲しみと苦しみ(2)

その二 悲しみと苦しみ(2)
 

一月二日、午後。真実子と奈々子宛をの二枚を持って、近くの郵便ポストに投入した。その刹那、
「山ノ上さん! 」
背後から声を掛けられた。振り返ると、道路側に真実子がいた。ニコニコとしながら手を振っている。横には立派な体格の中年男性が居た。急いで彼女の許へ駆け寄った。男性をチラッと見て、軽く頭をさげた。そして真実子に
「おめでとうございます」
姿勢を正しておじぎをした。
「おめでとうございます。山ノ上さん・・・、父です」
男性を紹介したのでアッと驚いた。そして『シマッタ! 』と思った。もう少し早く彼女の父親と分かっていたら、もっと丁寧に挨拶のしようがあったのだ。軽々しく頭を下げたことを悔やんだ。
「すんません、失礼しました。山ノ上です」
慌てて再び挨拶をしたが、唇がうまく動かない。
「山ノ上君か、おめでとう。娘が何かと世話になってるそうで、ありがとうな。君は仲々大した男らしいな。これからも宜しくお願いするよ」
父親の丁寧な言葉に、恐縮した。
「いいえ、そんなことありません。ボクが、草山さんに助けて貰っているんです。いつも感謝をしています! 」
緊張のあまり、大きな声で叫んでしまった。父親はその声を聞いて
「ワッハッハッハッ、こりゃあ面白い。はっはっはっ・・・」急に恥ずかしくり、冷や汗が出てきた。
「山ノ上さん。お暇なんでしょう? そやったら、家(ウチ)へよって頂戴よ。お茶ぐらい出すわよ。ねえ、良いでしょ」
真実子が誘った。いたずらっぽい笑顔が妙に眩しい。
「そうだ、寄って欲しいな。ウチへ来て貰うなんて、初めてだろう? 」
「ハッ、ハイ。おおきに・・・」
これは断れないと思った。それで、二人に従った。
「お母さん、お母さん! 」
家に着くと、真実子は一番に奥へ入った。すぐに母親が出てきた。
「まあまあ、山ノ上さん。いらっしゃい。さあどうぞ、どうぞ! 」
満面に笑みを浮かべて、愛想良く迎えてくれた。


  

つづく


暖かくなってきたのか、校門にヤモリが!(わかるかな?)
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posted by はくすい at 15:52| Comment(0) | 虹のかなた