2019年03月19日

我ら! 卒後55年 一喜一憂の同窓会(D38)

栄えある伝統!!と、泉工校歌を毎年宴の終わりに熱唱している。
私達は38年色染工業科卒業生です。
還暦前から毎年10月に同窓会を開催しております。

早いもので既に古希も過ぎ、年々再会の楽しみが倍増 又会えば互いに安堵し、各々近況報告の中で体調話に盛り上がり、日々健康に感謝する昨今です。

まだ現役で仕事に従事する者又、趣味の釣り園芸スポーツ、他ボランティア活動と皆様々ですが、毎年開催にあたり通達と確認をする際に、一喜一憂で嬉事では昨年度には 叙勲者や地元地域のボランティア活動に貢献する者等、又反面驚き事では体調の異変等で、以前から大病で入退院を繰り返す者や体調を崩す者等で、前回は残念ながら常時参加していた二名が突然病死した事でショックも大きく、やはり年齢を意識し、これからも無理せず常に体調管理を怠らず、元気で毎年再会出来る事を望んでおります。



EPSON001.JPG
posted by はくすい at 14:47| Comment(0) | 通信だより

2019年03月14日

気まま旅『 その壱四 千葉県 』M38泉谷忠成

『千葉県』


仕事では八街 東金など訪問しました。八街ではピーナツが有名です。今は中国産ばかりが目につきますが、国産八街産はあまり、お目にかかりません。少し大振りで、気持ち柔らかく、少し甘みがある、といった所でしょうか。向こうでは、そのままと言うより、抹茶でチョコレートでミルクで、と言ったようにピーナツをくるんで更においしくいただけるようになっていました。関西ではあまりお目にかからないようですが、お目にかかった時などは一度食されたら、きっと喜んでもらえると思いますよ。

鴨川市、館山市、40数年前、花の房総半島と言う事で一周しましたが、当時はお花畑と言うイメージはあまり感じられませんでした。最近では、TVなどで花の房総として大きく売り出されていますね。




千葉.jpg

posted by はくすい at 13:49| Comment(0) | 旅だより

M35宮坂正春氏 執筆の青春小説『虹のかなたへ』連載第2章始まる!その二 悲しみと苦しみ(3)

その二 悲しみと苦しみ(3)
 

座敷に入り、勧められて机の前に座った。目の前には父親が堂々と座っている。その机は真っ黒で大きく、立派であった。高級品なのだろう。
 間取りは、家と似ているようだ。だが、なんとなく雰囲気が違うのだ。何か、華やいだ気分が漂っている。
「ハイ、遠慮なくどうぞ、」
白いセーター姿の真実子が、お茶を置いた。真っ白で、花の模様付きの茶碗だ。横の小皿には分厚いカステラが載せられてあった。
『大変や! 失敗したらアカンぞ・・・』そう思って心を引き締めたが、余計に指先が震えた。
 父親は茶碗を取ると、静かに飲んだ。真実子も母親もゆっくりと飲んだ。手に取ろうとした時、緊張した左手の指が茶托に引っ掛かってしまった。とたんに茶碗が倒れて、お茶がザーッと流れた。
『アッ! しまった! 』咄嗟に茶碗を手で掴んだ。お茶が手にかかり
「アッ! 熱ちっっ! ・・・」
思いっきり顔をしかめた。とたんに
「まあ、大変! 」
真実子は弾かれたように立ち上がり、台所から布巾を持ってきた。
「すんません! ごめんなさい! 」
もう平謝りであった。頬のあたりが引きつって、冷や汗がドッと出た。
「火傷(やけど)していない? 大丈夫? 」
机を拭きながら、真実子が心配そうに言った。
「うん、なんともない。大丈夫や・・・」
初対面の父親に対して、なんたる不調法だろうか。頭の中は真っ白になってしまった。真美子が再びお茶を持ってきた。今度は失敗してはいけないと、グッと腹を決めた。
「すみません。頂きます」
今度は、そそうをしないように、と、ソッと両手を添えてお茶碗を持った。口に含むと、入れ立てなので焼けるように熱い。
「アッチッチッ! 」
思いっきり顔をしかめた。
 名誉挽回と、カステラをフォークで突いた。すると力み過ぎたのか、フォークの先が皿の底に当たり、ツルッとすべった。そのとたん、カステラが畳の上にポトリと落ちた。
「アッ! しまった! 」
慌てて手で拾って皿に戻した。見ていた父親は
「ウワッハッハッハ・・・」
と大声で笑った。真実子も母親も口に手を当てて笑っている。顔が真っ赤になるのが分かった。
『もう、この家に居てはいけない』と思った。


  

つづく


紅ズワイ、60分食べ放題行ってきました^^
IMG_2321.JPG
posted by はくすい at 13:37| Comment(0) | 虹のかなた