2019年02月05日

気まま旅『東北地方 その八 栃木県(弐)』M38泉谷忠成



前回は少し難しくなったと思いますので、今回は元へ戻します。
栃木県で一番にあげられる観光地はまず日光でしょう。車はカーブ・カーブのいろは坂(佐賀から福岡への山越えを思い出しました、きつい)、そして車は華厳の滝、更に日光東照宮、奥日光へ、戦場ヶ原・湯滝・湯の湖(天皇陛下が散策されたと言う箱庭のような湖岸を散策)更に足を延ばし、白根山はロープウェイで頂上近くまで、そこには最高の景色を楽しみながら無料の天空の足湯があります。
更に尾瀬に向かって行くのですが、途中寄り道遠回りして車は吹割の滝へ、そして、いよいよ3度目の尾瀬ヶ原へ。最高のドライブコースです。
日光へ行かれたら是非とも奥日光まで足を延ばされるといいでしょう。
尾瀬ヶ原は一回目、二回目までは尾瀬の入り口まで車で行けたのですが三度目は遠くの駐車場へ車を止めて、送迎バスで入り口まで。
環境を考えれば仕方ないでしょう。尾瀬は最高、私の大好きな5本の指に入るところです。




吹割の滝  
吹き割の滝.jpg


初秋の尾瀬
初秋の尾瀬.jpg

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M35宮坂正春氏 執筆の青春小説『虹のかなたへ』連載開始!その一 異郷の空へ(96)

その一 異郷の空へ(96)
 
駅に着いたが、次の汽車迄には時間があった。待合室には誰も居ず、彼らだけで寒々しい空間であった。
「悔しい・・・」
そう思う気持ちが胸の中に溢れた。みんなは黙ってベンチに座っていた。
不田も井仲も顔を曇らせている。練習試合とは言え、あの惨敗ではどんな言い訳も通らない。その上に、古山先生の言葉が重くのしかかっていた。
「畜生・・・」
苅川が呻き、自分の顔を叩くとポロポロと涙を流し出した。
「なんで、勝たれへんのやろ・・・」
「ワイら、あれだけ練習したのになぁ・・・」
「そうやで。オレらは、精一杯の努力はしたんや」
それぞれに悔しさを口にした。押し黙った雰囲気が漂い、廻りが暗くなったように感じた。
「仕方ないやんか、もう一度やり直すのよ。それしかないのよ」
真美子が励ますように言った。だが、重苦しい空気は晴れなかった。
「なあみんな、次の為に頑張ろうや。来年になったら、ええことが有るかも知れへんやろ」
精一杯の言葉を言って見た。けれど、誰の顔も曇ったままである。
「こんなん、いややわ! あの先生にボロクソに言われて、なんで黙ってなアカンのよ! 山ノ上さん、ナンとかしてよ! 」
恵が悲痛な声を挙げた。だけど、返す言葉が見つからなかった。
「けど、あの娘(こ)はヘンやわ、おかしいわよ」
奈々子を指して、恵が文句を言った。その言葉にドキッとした。
「帰ろうや・・・」
「うん・・・」
失意のまま、汽車に乗った。

  

つづく


只今、わが家はタイ料理ブーム^^
IMG_1959[1].JPG

posted by はくすい at 14:42| Comment(0) | 虹のかなた