2018年12月04日

M35宮坂正春氏 執筆の青春小説『虹のかなたへ』連載開始!その一 異郷の空へ(83)

その一 異郷の空へ(83)
 

 急に尿意を覚えたので、階段を下りて便所へ行った。用を足した後、通路の角の所で、出島商業のマネージャー・長岡奈々子とバッタリと出会った。
「あらっ、こんにちは。山ノ上さん、試合、どうやったん? 」
ニコニコと、満面に笑みを浮かべた奈々子に、突然に声を掛けられたので、一瞬ドキッとした。
「アッ・・・! ど、どうも。こんにちは・・・」
返事を返すと、急に顔がカーッと熱くなった。そして胸がドキドキと鳴り始めた。何故だか知らないがそうなったのだ。
「アタシのチームは、第五コートなんよ。今朝、取り組み表を見たら、海山高校の名前が出ていたからホントにびっくりしたわよ。でもアタシは、山ノ上さんに会えるかも知れへんと思うて、楽しみにしてたんよ」
奈々子は、両手を素早く取った。反射的に手を引いたが、間に合わずに握られてしまった。顔が益々赤くなり、心臓の鼓動が激しくなった。
「アノウ・・・。ボクたちは、一回戦で負けてしもうてん・・・」
口の中でボソボソと、しどろもどろの返事しか出来ない。奈々子はその声が聞こえているのかいないのか、ジッと目を見つめていた。
「あっちにウチのチームが居るんよ。先生も居てはるし、挨拶しといたらええのと違う? さあ、行きましょ」
そのまま、言いなりになった。反抗なんて、とても出来ないと思えたのだ。
「う、うん。ボク、挨拶に行きます」
奈々子はやっと手を離した。そして案内をするようにサッサと歩き出した。
 
  

つづく



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posted by はくすい at 15:37| Comment(0) | 虹のかなた

気まま旅『北海道編 その三』M38泉谷忠成



四度目の「摩周湖」で地元の方から聞いていた「裏摩周」にようやく行くことが出来ました、紅葉真っ盛りの時の訪問でした。
裏と言ってもかなりの距離と時間を要しました。簡単に行けるところではありませんでした。
摩周湖から唯一水が湧き出し(神の子池)、流れ出ているところです。
写真では、おしょろこま(からふとイワナ)が群がっていました。周囲も自然そのもので全く手を加えられた様子はありませんでした。最近話題になってきたのかTVで放映されていましたが、そこでは木の柵・歩道、やっぱりと思いました。

「釧路湿原」 地元の人しか知られていない、唯一湿原に入れる(砂利道ですが)車道(と言うか、むしろ人道)があります。
公表されていません。当然聞きつけて行ってきました。人の気配は全くありませんでした。
手つかずの自然最高!展望台から見るのとはまるで違いますね!探して行ってみてはいかがですか!

湿原の釧路自然環境事務所には私の叔父の鶴の絵が飾られていると聞いていますが、最近の事で確認はできていません。数年前絵画で「文化勲章」を受賞しています。



北海度1.jpg





北海道2.jpg
posted by はくすい at 15:18| Comment(0) | 旅だより

気まま旅『北海道編 その三』M38泉谷忠成



四度目の「摩周湖」で地元の方から聞いていた「裏摩周」にようやく行くことが出来ました、紅葉真っ盛りの時の訪問でした。
裏と言ってもかなりの距離と時間を要しました。簡単に行けるところではありませんでした。
摩周湖から唯一水が湧き出し(神の子池)、流れ出ているところです。
写真では、おしょろこま(からふとイワナ)が群がっていました。周囲も自然そのもので全く手を加えられた様子はありませんでした。最近話題になってきたのかTVで放映されていましたが、そこでは木の柵・歩道、やっぱりと思いました。

「釧路湿原」 地元の人しか知られていない、唯一湿原に入れる(砂利道ですが)車道(と言うか、むしろ人道)があります。
公表されていません。当然聞きつけて行ってきました。人の気配は全くありませんでした。
手つかずの自然最高!展望台から見るのとはまるで違いますね!探して行ってみてはいかがですか!

湿原の釧路自然環境事務所には私の叔父の鶴の絵が飾られていると聞いていますが、最近の事で確認はできていません。数年前絵画で「文化勲章」を受賞しています。


北海度1.jpg






北海道2.jpg
posted by はくすい at 15:16| Comment(0) | 旅だより