2018年09月13日

特攻志願した D14谷川昌弘氏 

先日、一通のメールが届きました。
泉工の卒業生に谷川昌弘氏はいらっしゃらないか?又人柄等知っている方はいらっしゃらないか?と
訊ね人は関西テレビ報道記者の方で、報道ランナーの特集でリサーチ中の案件についてでした。
洋画家・小磯良平さんが描いた、戦時中の特攻隊員の肖像画がみつかり、そのモデルが谷川昌弘氏で泉工卒だったらしです。
(詳細は右矢印1『小磯良平が描いた特攻隊員』で検索するかhttps://www.sankei.com/west/news/180811/wst1808110017-n1.html

会員名簿を調べたところ、確かに色染工業科に在籍され、昭和14年に卒業されましたが物故欄に記載されていました。

谷川氏のことを知っておられる同期の方は97才、ほとんどの方がお亡くなり、母校への連絡(会費納入)して下さる方はお一人でした。

最後の望みでお電話差上げたところ、ご本人は留守でしたが息子さんが丁寧に対応して下さり、お父様に谷川さんを覚えているかお聞きしてお返事を下さる事になりました。
後日、連絡があり覚えていらしゃると、お耳が少し遠いので息子さん同席での取材を承諾して下さいました。

これも泉工の縁でしょうか、9/15〜「没後30年 小磯良平展」に展示されますので、お時間があれば神戸市立小磯記念美術館に足を運んで、谷川昌弘先輩に会いにいってあげて下さい。


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posted by はくすい at 13:52| Comment(0) | 今は亡き先輩方

総会前理事会とホームページW.G 第10回MTG日時ご案内

9月も半ばも近づき、急に朝晩涼しく秋らしくなってきました。
今年は急に超暑く夏が来きて、急に涼しく秋が・・・このままだと急に極寒で冬がきそうです。
皆さん、体調にはくれぐれも注意して下さいネ

さて、会報の発送も無事終わり、言ってる間に10/13(土)には総会です。
恒例の如く、総会スタッフの役割分担を決めさせて頂きたくご案内致します。

総会前理事会

日 時  平成30年9月22日(土)10時〜

場 所  本校 本館2階  会議室
      (電話)090-1676-4988 稲地携帯 

議 事   1.総会スタッフの役割分担
      2. H30年度会報作成費用の報告
      3.その他



※参加して頂ける方は9/18(火)迄にご連絡願い致します。

※9/22の総会前理事会には参加出来ないが、総会当日お手伝いして頂ける方も是非、ご連絡下さい。

※会議終了後、引き続き第10回H・P MTG 会議会を行います。
白水会のHPをもっと中身の濃いものに!とお考えの方、参加お待ちしております。



込み先→大阪白水会事務局 06(6552)2221
o-saka_hakusuikai@outlook.com
posted by はくすい at 12:32| Comment(0) | お知らせ

M35宮坂正春氏 執筆の青春小説『虹のかなたへ』連載開始!その一 異郷の空へ(63)

その一 異郷の空へ(63)
 

「アッ! 」
小さな声を挙げ、慌てて立ち上がった。そのとたん、横のヒジ掛けで腰をイヤというほど打ちけた。
「アッ! イタッ! 。コッ、コンニチッ・・・」
腰を手で押さえながら、慌てて挨拶したが、そんなに急には舌が回らなかったし、打った腰がひどく痛い。
「ごめんなさいね。でもアタシ、遅刻はしてへんのよ。約束の時間より、まだ十分も前やし・・・」
笑いたいのを必死で堪えながら、奈々子は両手を軽く広げ、首をかしげた。その僅かな、可憐な仕草に胸が『ドキン! 』と大きな音を立てた。
『まるで、映画の画面から抜け出て来たみたいや』と思った。なんと言う、可愛い姿なのだろうか。
 袖のない、白地に赤の格子柄のワンピース。白い襟と白いベルトがアクセントとなり、胸に可愛くフリルが付いている。
「ウフフ。こんにちは、山ノ上さん。今日は良く来てくれたわねえ。アタシ、とっても嬉しいわ・・・。ありがとう。さあ、行きましょ」
そう言いながら彼女は、手を取ろうとした。指が手に触れようとした瞬間、弾かれたように手を引っ込めた。
「ハッ、ハイ! イッ、行こう」
並んで歩き出した奈々子は、とても嬉しかったのである。たった一通の手紙だけで、素直に会いに来てくれるなんて、まるで夢のようだった。 
 二郎に会えるのは五分五分だろう、と思っていた。何時、映画の切符が送り返されてくるのか、それとも、そのまま無視されてしまうのではないか、と毎日が気が気でならなかったのである。それだけに、待合室で二郎を見つけた時の喜びは一入(ひとしお)だったのである。
「山ノ上さん。お昼ごはん、食べたん? 」
「うん。早い目に食べたよ」
「あ、そう。じゃあ、良いのね」
奈々子の声は弾んでいた。一緒に歩くのが楽しくてたまらなのだ。だが、目を覗き込むように見る奈々子の顔が眩しくて、直視できないでいた。
「ねえ、まだ時間があるから、寄っていきましょうよ」
駅前にはお店が並んでいる。その中からミルクホールを見つけたのだ。
 店に入って席に付くと、向かい合いとなった。席がそうなっているのだ。


  

つづく


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posted by はくすい at 11:50| Comment(0) | 虹のかなた